謹賀新年

 令和の時代となり初めての新年です。皆様には幸多き新春を迎えられたこととお慶び申し上げます。
 旧年中は大変お世話になりました。本年もよろしくお願い申し上げます。

 殆どの事業経営者は「自分の会社・事業が永続してほしい」という願いを持っています。世間でよく言われる「百年企業」です。特に国家資格が必要な事業では非常に難しいと思います。私たちのお客様である病医院でも百年以上継続している医療機関は稀です。百年継続するためには3代、4代かかります。日本には百年以上継続している企業が約3万4千社あります。経営環境の変化が激しい時代において企業を永続させることは優れた経営者が数代続かないと難しいのです。ある統計によると創業から百年以上継続している企業はわずか2.33%程度です。

 百年企業を育てるためには次のようなことが必要です。

①「時流に適応すること」
今からの日本は人口減少社会になることが確実です。商圏人口が減少するので何もしなければ売上は減少します。事業の方向性を検討することが必要です。事業をさらに磨き込むのか、業態転換を図っていくのか等、どうしたら時流に適応できるのか、経営者は知恵を絞らなければなりません。

②「人財採用戦略の重要性を認識すること」
人口減少問題は組織運営に欠かせない人財確保が非常に重要になります。地方の企業であっても人財確保は大企業との競争になります。組織運営は経営者一人で行っているわけではありません。消費者と接するのは社員です。社員のレベル=組織のレベル、です。

③「経営計画書を作成すること」
経営者が目指す事業の方向性を社員と共有するために、経営計画をまとめ経営方針発表会を開催し方針を伝える必要があります。社員は経営方針発表会に参加することで会社の方向性を確認することができ、働きがいを感じたり、経営者の考えていることへの共感につながります。経営はP(PLAN)→D(DO)→C(CHECK)→A(ACTION)を繰り返しスパイラルアップしながら成長します。PとCは弊社がお手伝いできる数字の分野、DとAは経営者が実行する分野、経営者と弊社が共同作業すれば有効なPDCAができます。お客様の事業が百年継続できるように弊社もお役に立ちたいと思いますのでぜひお声かけをお願いします。

 アメリカでは「良い人生を送るには3人の専門家を友人にすること」と言われます。健康相談ができる医師、トラブルを防ぐ策を教えてくれる弁護士、自分の財産を守ってくれる会計士(税理士)、の3人です。私が税理士事務所を開業したのは1980年5月、今年で40年目になります。事業を継続できたのは、お客様と社員のおかげです。今後とも初心に戻ってお客様のお役に立てるように努力してまいります。
皆様のご多幸を祈念申し上げ新年のご挨拶と致します。

【代表社員税理士 内田 延佳】
【『月刊 アップ長崎・島原』2020年新年号 代表年頭ご挨拶より】


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