謹賀新年

 皆様には幸多き新春を迎えられたこととお慶び申し上げます。
 旧年中は大変お世話になりました。
 本年も昨年同様、よろしくお願い申し上げます。

 今年の日本は様々な行事が続きます。4月30日に今上天皇が退位され「上皇」になられます。翌日の5月1日に皇太子殿下が新しく天皇に即位され元号が「平成」から改められます。外国からの賓客も多く訪れるでしょう。6月には日本で初開催となる20カ国・地域首脳会議(サミット)が開催されます。7 月には参議院選挙があり安倍政権の評価が問われます。10月には消費増税が実施されます。すでに2回延期していますし財政再建のためにもう先延ばしにはできないでしょう。増税後には景気後退が予想されますので景気対策が必要です。9月~11月には、ラグビーのワールドカップがあります。全国12会場で開かれるワールドカップは44日間の日程で世界各国からの応援団が滞在しますので観光やショッピング等の関係業界にはプラスの効果があると期待されています。そして2020年には東京オリンピックですね。全世界が注目する4年に一度の行事ですので日本が誇る安全安心を売り込む良いチャンスです。

 特に注目すべきは4 月の出入国管理法の改正です。今年度に最大4万8千人、5年間で最大34万5千人の外国人労働者を受け入れる改正です。少子高齢化による人手不足解消のための改正ですが、今後の日本の労働環境だけなく社会そのものを大きく変える転換点になりそうです。合法的に受け入れ、就労期間の更新が可能となり、家族帯同を認めるという「特定技能2号」の在留資格が認められれば、永住する可能性が高くなります。外国人労働者受け入れ先進国である欧州諸国や韓国の先例をしっかり学び的確な運用を望みたいものです。現地では経済的なプラスと同時に様々な社会問題が発生している現実も認識しなければなりません。景気は循環します。今は比較的好景気で人手不足ですが、不況は必ず来ます。直近では東京オリンピック後の景気後退が確実視されています。日本人が就職難になったとき、外国人労働者にどう対応するのかも考えなければなりません。日本人と外国人が共生できる社会を作っていくための知恵と努力が必要になります。私たちにその覚悟があるのかも自問しなければなりません。

 弊社のお客様の新年会で参加者全員が必ず歌うお正月の歌詞があります。

 「年の始めの 例(ためし)とて 終(おわり)なき世のめでたさを 松竹(まつたけ)たてて 門ごとに 祝(いお)う今日こそ 楽しけれ」

 現代風に言えば「一年の始めの恒例行事 終わりなき御代の目出度さを 家々に門松を飾り みなで祝う正月は実に楽しい」との意味です。声を出して歌うと正月(新年)を実感します。
 皆様のご支援のおかげでアップパートナーズも創業11年目になりました。会計・税務だけでなく経営者の皆様の様々なご相談ご要望にお応えできるように社員一同尽力して参ります。
 皆様のご多幸を祈念申し上げ新年のご挨拶といたします。

 (代表社員税理士 内田延佳)
(『月刊 アップ長崎・島原』2019年新年特大号 代表年頭ご挨拶より)