新型コロナウイルス感染症拡大で、私たちの生活が大きく変わりました。感染予防や外出の自粛に伴い、銀行の支店やATM に行かなくて済むネットバンキングを利用する人が増えてきています。
 ネットバンキングとは、残高照会・入出金明細照会・振込・振替などさまざまな取引がパソコンやスマートフォンで利用できるサービスです。サービス利用料金は、各銀行、各サービスによって違いますが、月額1,500円程度から利用でき、振込手数料は窓口利用よりも安いうえに、待ち時間も無くとても便利です。
 以前の私は、現金支払いやATM操作などに対して、なんとも感じていませんでしたが、新型コロナウイルスの影響で、なにげない行動でも衛生面が気になりはじめ、電子マネー・クレジットカード決済・ネットバンキングの利用が増えました。携帯電話アプリには無料で使える家計簿があり、電子マネー・クレジットカード明細・通帳データを連携させると、財布のように残高がわかります。最初は戸惑いがありましたが、慣れてくると財布より便利になりました。
 この携帯電話アプリのように、会計ソフトと通帳等データを連携させることも可能です。弥生会計は「スマート取引取込」、ソリマチ会計王は「MoneyLink」、マネーフォワード、freee など各社で取り扱いしています。
 弥生会計の「スマート取引取込」の金融機関口座連携を例にすると、

【前提条件】
1. あんしん保守サポートに加入していること(無料導入サポート期間も含む)
2. 弥生IDを取得していること(※未取得の場合は、設定の途中で登録します)
3. 連携したい口座のインターネットバンキングが利用できる契約になっていること
4. 弥生会計19以降のバージョン

 


【初期設定】
1. 弥生会計メインメニューの「スマート取引取込」をクリック。

 

 

 


2.「金融機関口座と連携する」の右下に表示されている「設定」ボタンをクリック。

 

 

 

 

 


3.「新規口座登録」をクリックして、連携する銀行を選ぶ。

 

 

 

 

 


4. 画面の指示に従ってインターネットバンキングのログインIDやパスワードを入力。

 

 

 

 


5. 口座の登録が完了すると「明細取得開始」ボタンが表示されるので、クリック。

 

 

 


 

 2回目以降は、金融機関口座が登録されていますので、パスワードを入力し「明細取得開始」ボタンを押すだけです。

 月末になると、仕事の合間をぬって銀行まで記帳をしに行き、会社に戻って、通帳の明細と照らし合わせながら会計ソフトに取引を手入力されている方も多いと思います。
 「スマート取引取込」を利用すると、通帳の明細を弥生会計に自動で取り込めます。また、スマート取引取込で取得したデータは、一度科目を設定するとその処理を覚え、同じ内容であれば次回からは自動仕訳をしてくれます。

 新型コロナウイルス感染症とは長い戦いになるようですので、感染予防とともに会計作業の効率化を検討されてみてはいかがでしょうか。
 弊社の業務でも、お客様からお預かりした通帳コピーやEXCELで作成された出納帳コピーから手入力していますが、データでいただくことによって手入力作業がなくなり、業務の効率化に繋がります。すでにネットバンキングを利用していらっしゃいましたら、銀行明細のダウンロードデータを、またEXCELで作成されている資料などもデータでご提供いただければ幸いです。

 

【税理士法人アップパートナーズ 業務3課 主任 藤川奈穂子】
【『月刊 アップ長崎・島原』2020年6月号】


>その他のUP!6月号の記事については、下記をダウンロードしてご覧ください。
UP!2020年6月号
UP!2020年6月号-特別編