一、アップグレードの判断基準

多くのお客様から、「Windows10 へのアップグレードを実行してしまった」と、お困りの連絡を頂きます。
2016年7月末にWindows10 への無償アップグレード期間が終了しますが、アップグレードは本当に必要なのでしょうか?

対処法については特別編2 ページ目にまとめていますのでご覧下さい。ここではバージョンアップを行う基準として、弊社の見解をお伝えします。

【アップグレード判断基準】
1. 今の使い方に支障がなければ、今のバージョンで良いと思います。

Windows7の延長サポート期限:2020年1月14日
Windows8/8.1の延長サポート期限:2023年1月10日

この間は不具合修正等のプログラムが配布されますので、使用できる期間とお考えください。特にこの期間内にパソコンの寿命(大体5年程度)が来そうであれば、アップグレードは不要かと思います。

2. 新しい機能を試したい場合であれば、Windows10へのアップグレードを行っても良いかと思います。以下の点をご確認ください。

・使っているソフトウェアは、Windows10に対応していますか?…ウイルス対策ソフト、会計ソフト、年賀状ソフト等
・使っているサービスやハードウェアは、Windows10に対応していますか?…使用している特別なシステム、プリンター、複合機等

なおバージョンアップには、長ければ半日~ 1 日かかることもあります。その間はパソコンが使えなくなりますのでご注意ください。
※バージョンアップ中は、途中でキャンセルしないように! 起動しなくなる恐れがあります。

二、Windows10 アップグレード前後の対処法

【注意点:対処に当たって】
※アップグレードにはかなりの時間がかかります。
※途中でキャンセルするとパソコンが故障してしまう可能性があります。強制終了をしないよう、おすすめします。
※パソコンが立ち上がらなくなった場合でも、データは残っていることがあります。
※パソコンを取り扱っている会社または弊社にご相談ください。(有償対応)
  大事なファイル(Excel、Word、メール、写真等)が残っている可能性は十分あります。

Windows10 にアップグレード処理を実行された場合

ケース1:完全にインストールされる前
1. アップグレードが開始されてしまったら、そのまま100%になるまでお待ちください
2.「Windows へようこそ」の画面で『次へ』をクリック
3 .「これは法的文書です」画面で『拒否』をクリック
4.「いいえ、Windows10への無料アップグレードを行いません」の画面で『拒否』をクリック
5.「Windows8.1(Windows8、Windows7)に復元しています」の画面表示
→これで、元のWindowsに戻すことができます。

ケース2:インストール後(30 日以内は元に戻すことが
出来ます)
1. 画面左下の「スタートボタン(□(四角形)4つを縦横2つずつ並べたようなマーク)」をクリック
2.「設定」を選択
3 .「更新とセキュリティ」を選択
4.「Windows8.1(Windows8、Windows7)に戻す」をクリック:いくつか質問が表示されますので、「次へ」「次へ」…と進み、「Windows8.1(Windows8、Windows7)に戻す」を選択→これでアップグレード時よりは短い時間で元に戻ります。

Windows 10 へのアップグレードが表示された場合

「Windows10 はこのPC で推奨される更新プログラムです」といった画面が表示された場合、自動的にアップグレードされる場合があります。キャンセルしたい場合は、以下の処理を行ってください。
1. 画面の日付の下「ここ」と書いた場所をクリック
2.「アップグレードをスケジュール」画面で、予定時間を延長して「時間を確認して閉じる」を選択3.「画面右下(タスクトレイ)のWindows10 へのアイコン(画面左下の「スタートボタン」と同じマーク)」をクリック
3 .「後で実行する」をクリック
4.「アップグレードの予定を取り消す」をクリック

なお、アップグレードが表示されないようにする方法もあります。
ただ、今後操作方法が変わる可能性があり、また処理が複雑な部分もありますので、インターネット等で最新情報を確認しながらご対処ください。
Windows10 への無償アップグレード期間は、2016 年7 月28 日までです。その後、このような半強制的な画面が表示されなくなることを願っております。

(IT支援課課長・内野敦史『月刊 アップ長崎』2016年6月号より)