㈱内田会計事務所は6月18日(月)、諫早商工会議所で『宿泊業の経営改善セミナー(共催:(一社)日本旅館協会九州支部連合会)』を実施しました。
  
宿泊業をテーマとしながらも、そのポイントはあらゆる業種にも通ずるものでした。

第一部 『宿泊業経営の未来型マネジメント』(中小企業診断士 川﨑英樹氏)

【ポイント】
・戦略・戦術に対する思考…「経営理念」⇒「中・長期的ビジョン」⇒「単年度経営計画」⇒「具体的戦略・戦術」…とより具体的なものへ落とし込んでいく。
・増収の着眼点…「売上=客(部屋)単価×客(部屋)数」であるが、客(部屋)数が十分ならサービスの品質に見合った価格設定は可能なので、単価アップよりも増客に目を向ける。
・コスト管理…「未来経費(人件費等)」は積極的に強化し、「現在経費(維持費等)」は極力節約する。
・顧客満足(CS)度の達成レベルは、「①満足⇒②感動⇒③感激⇒④感謝⇒⑤幸福・至福」の5段階。このうち、当面目指すべきは「③感激」であり、感激からリピーター・口コミ・SNS拡散などの可能性が生まれる。
・現場スタッフのやる気向上…宿泊施設・売り場の充実化やPB(自社ブランド)商品等の開発を「任せ」「達成させる」ことで、やりがい・頑張らせ方を具体的に示す。
・差別化・ブランディング…独自性の保持や、価格競争の回避の点で重要。

第二部『宿泊業の生産性向上と財務改革』(講師:会計事務所コンサルタント・ビジネスホテル経営者 福田茂夫氏)

【ポイント】
・年度決算のように毎月の経営状態についてもまとめあげていく「月次決算」を推奨している。
・欧米に比べ後発ではあるものの、昨今では日本でも、業界平均の算定や自館の会計上の長短所把握など経営の分析・改善に役立つ「旅館ホテル統一会計基準(「日本旅館協会」公式サイト参照)」というものが整備されつつある。

今後も、様々なテーマで経営情報のご提供に努めて参ります!