みなさまこんにちは、医療福祉評価センターの小関です。2016年も3か月が過ぎようとしています。そろそろ暖かい気候となり、なんだかわくわくしてきますね。
さて、「思いやりの接遇」は第2弾。今回のテーマは「挨拶(あいさつ)」です。

あいさつはコミュニケーションの基本ということで、接遇の研修では最初の実習項目になっています。
「挨拶」という言葉には、自分の心を開いて相手に近づくという意味があります。初対面ではとっつきにくそうだった人とでも、あいさつをきっかけに仲良くなれたり信頼関係が築けたりした、…そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。
「気持ち良くあいさつをしましょうね!!」と、家族やご近所、学校などで小さい頃から教えられてきます。
また社会人になってもあいさつができていないと、常識を疑われることがありますね。

ところで、もし皆様があいさつをしてその相手から返事がなかったら、どんな気持ちになるでしょうか?
「あいさつを返してくれなかった、ひどいなぁ…」と、おそらく嫌な思いをすることでしょう。以前は私にも、あいさつをしても返事していただけなかったことがときおりあり、いい気分はしませんでした。
そんな中、渡辺和子氏のある言葉に出会ったのがきっかけで、受け止め方が変わったのです。この方は、現在岡山県のノーテルダム清心女子大学理事長をお務めの、敬虔なシスター(修道女)です。2012 年に発行された「置かれた場所で咲きなさい」がベス
トセラーとなり、2015年10月のテレビ番組・通称「金スマ」に出演されたことをきっかけに、書店から同著がまた完売するといった現象が起きました。
たくさんの名言で知られていますが、私の気持ちを楽にしてくれたのが次の2 つの言葉でした。

①「日常の挨拶。相手の方に期待した欲しいなと思うものがもらえなかった時、それは一つの損をしたわけです。けれども、シングルに損を終わらせないで、もう一つの損をする。つまり、くださらなかった方を許し、むしろこちらのほうから差し上げる。
それは、ダブルの損なのですが、このダブルの損をして初めて愛が生まれ、主体性が保たれるのです。求めるよりも与えるのが本当の愛ということです。」

②「私のほほえみは神様のポケットに入ったのだと考える。」

この2つの言葉を聞いた時、はっと気づかされるものがありました。返してもらえなくてもあいさつをした私の笑顔は神様のポケットに入った…そう思うだけでも気持ちが楽にそして豊かになったような気がしました。また一見、こちらが損をしているようで、実は結果的に相手に対する無償の愛の実践になっているのだと考えることができるのです。

考え方を変えるだけで、気持ちが変わってきます。
まずは、ご家庭やご近所そして職場など身近な所から、明るくあいさつを交わしましょう!!